現在20代なのですが、勢いで退職すると後悔しますか?後悔しないために確認すべきことを教えてください。
精神的に疲弊してしまい退職する人もいますし、副業で上手くいって退職する人もいます。
しかし、勢いで退職をしたいと思っても、多くの方は不安に感じるはずです。
- 20代でも勢いで退職しても問題ないのかな?
- 勢いで退職すると後悔しないのかな?
- 勢いで退職する際に確認すべきことは?
上記のような悩みを抱えている方は、本記事を参考にして勢いで退職しても後悔しないようにしましょう。
- 20代は勢いで退職してもなんとかなる
- 勢いで退職するのはメリットとデメリットがある
- 20代でも勢いで退職して後悔した人はいるので注意が必要
- 会社に辞めることを伝えにくいなら退職代行を使うのも1つの手段
本記事では、20代で勢いで退職する際の注意点だけではなく、実際に仕事を辞めた人の体験談も併せて紹介します。
【結論】20代なら勢いで退職しても何とかなる
結論を言うと、20代なら勢いで退職しても年齢的に何とかなるので、そこまで不安を感じる必要はありません。
20代だと転職率も高いので新しい仕事が見つかりやすいですし、30代や40代ではチャレンジしにくいことにも挑めるメリットがあるのです。
しかし、無職の期間が長くなると新しい仕事に就くことが難しくなるので、勢いで退職するとしても無職の期間は決めておきましょう。
例えば、仕事を辞めてから半年後には必ず仕事を探すと決めておけば、半年間でやりたいことに集中できます。
新しい仕事を探すまでの期間が決まっていないと、ズルズルと無職の期間が伸びてしまうので注意しましょう。
20代が勢いで会社を退職する前に確認しておくべきこと
20代が勢いで会社を退職する前に確認しておくべきことを4つ紹介します。
退職する前に確認しておくべきことを、上記の順番で解説していきます。
転職活動をすれば内定を貰えるようなキャリア歴になっているか
20代が勢いで退職する前に、転職活動をすれば内定が貰えるようなキャリア歴になっているか確認しましょう。
転職したい先の会社にもよりますが、キャリアが浅いと転職しづらい可能性があるので注意してください。
例えば、新卒で入社して20代の方であると基本的にキャリアが浅いので、勢いで仕事を辞めると転職しづらい可能性が高いです。
勢いで退職する前に転職活動すれば内定を貰えるキャリア歴になっているか確認し、キャリアが浅いのであれば勢いで行動するのは控えましょう。
失業手当の給付対象者になっているか
20代が勢いで会社を退職する前に、失業手当の給付対象者になっているか確認してください。
- 就職ができるのに加えて就職しようとする意思がある状態で失業している
- 退職日より2年間、雇用保険の被保険者の期間が通算12か月以上ある
上記の条件を満たしている方は、失業手当の給付対象者になっています。
前回退職した会社で貰っていた給与の5割〜8割の手当が貰えるので、仕事を辞めた後の生活を安定させたい方は必ず確認しましょう。
仕事を辞める事で今抱えている悩みは本当に解決するのか
20代で勢いで会社を退職する前に、今抱えている悩みは本当に仕事を辞めることで解決するのか確認してください。
勢いで退職しても悩みが解決しない場合、仕事を辞める意味はありません。
例えば、心身ともに疲弊している状態で会社に残るのが辛い場合は、勢いで退職して自由な時間を作ることも大事です。
しかし、副業に力を入れたいと思い退職をしても、帰宅後の時間を活用するだけで結果が出るかもしれません。
勢いで退職するのは問題解決にならない場合があり、人によっては後悔する可能性もあるので考えて行動しましょう。
転職回数が3回以上になってしまわないか
20代で勢いで退職する場合は、過去に転職を繰り返していないか確認してください。
例えば、過去に転職回数が3回以上になってしまうと、次回の就職活動で不利に働く可能性がある注意しましょう。
20代で転職回数が3回は多いですし、企業によっては「うちの会社に入社しても、すぐに辞めるのでは?」と思われてしまうのです。
過去に転職を繰り返している方は、勢いで退職はせずに計画的に行動しましょう。
20代が勢いで退職するメリット・デメリット
以下、20代が勢いで退職するメリットとデメリットになります。
【メリット】
心身ともに疲弊した状況から抜け出せる
自分がやりたいことに集中できる
転職活動に集中できる
【デメリット】
貯金が減っていくストレスを感じる
無職期間が長いと転職しづらくなる
焦って転職先を決めてしまうことがある
20代が勢いで退職する際はメリットとデメリットがあるので、考えてから行動するといいでしょう。
メリットだけを見て退職するのは危険ですが、デメリットだけ見て退職しないのも良くありません。
退職した後に何をしたいのか?を明確にしてから仕事を辞めましょう。
勢いで退職した20代の体験談【良い・悪い両方紹介】
勢いで退職した20代の体験談を紹介します。
退職して良かった20代と退職して後悔した20代の2パターンを各々解説していきます。
勢いで退職して良かったという20代の体験談
以下、勢いで退職して良かったという20代の体験談になります。
仕事辞めた。副業したいけど何をすればいい?って悩んでる人。僕も同じでした。パワハラに悩んで転職を考えたけど、求人を信じれない。だから選択肢を増やす為に副業する事にした。ツイッターで実際に稼いでる人に連絡してプロフのようになれた。あなたの悩みは既に僕が経験してます。まずは僕に聞いて
— タイチ✖️物販@副業迷子センター (@taiMercari) February 7, 2024
先日バイト辞めた✋
就職するためにこの時期に辞めますって前もって言ってたから快く送り出してもらえた
全然仕事出来ないポンコツだしミスもしまくるし怖いボスとの接し方にも悩んだけど、最後はその怖いボスから嬉しい言葉を貰った
態度だけは真面目にやってた甲斐があった🥲— [南海] (@MeDeTaiNa___) February 15, 2024
鬱病になって何度か休職しもうこの会社に必要とされていない、居場所はないと感じました。それが仕事を辞めた理由です。その頃の私はどん底でした。仕事を辞めて鬱病は更に酷くなりました。でも時間はかかりましたが少しずつ前に進めています。どん底でもきっと大丈夫。生きていれば何とかなります。
— ジルベルト@障害者が送る福祉のリアル (@gilberto_0522) February 12, 2024
実際に勢いで仕事を辞めて良かったと感じている人もいます。
仕事を辞める理由は人によって様々ですが、自分の時間が確保できることに喜びを感じるケースが多いです。
勢いで退職して後悔したという20代の体験談
以下、勢いで退職して後悔したという20代の体験談になります。
また親から早く就職しろ!って言われました
お金月4万入れているけどそれじゃダメらしい。
一人暮らしだともっとお金かかるけど、一人暮らししようかな。
ゆっくりしたくて仕事辞めたのに毎日毎日『仕事は?今何してるの?』と聞かれる
仕事辞めてストレスから解放されるどころか毎日ストレス— とろろ好きのトトロ (@hobomusyokuno) February 20, 2024
実際に無職になって分かった事は、休日に外出せずスマホいじって1日が終わってしまうタイプの虚無人間は仕事を辞めたとしても行く先は闇
— おむかす (@omukasu2) February 8, 2024
辛いなら仕事辞めてもいい、と慰めてくれる人は多いけれど、実際辞めた後に助けてくれる人はほぼいないという
辛いなら辞めろ、って簡単に言えないよね— ヴジョー(イヴP) (@VJPtruelize) February 18, 2024
実際に勢いで仕事辞めて後悔してしまった人もいます。
仕事を辞める理由を明確にしていないと、退職後に目的のない日々を過ごすことになるので注意してください。
勢いで退職する際の準備と流れを紹介
勢いで退職する前に後悔しないためにも、準備と流れを把握しておきましょう。
上記の順番で、退職前にすべき準備と流れを解説していきます。
退職理由を決めて、退職届を書く
まずは、退職する理由を決めましょう。
退職理由を考えることで、本当に今の会社を辞めるべきか冷静に考えられます。
退職理由を決めたら退職届の書き方を学び、正しい方法で書きましょう。
退職届のテンプレートも存在するので、書き方が分からない場合は活用するのも1つの手段です。
遅くても退職希望日の2週間前に上司に辞めたいことを伝え、退職届を出す
退職届を書いたら退職希望日の2週間前に上司に辞めることを伝え、退職届を出してください。
2週間前までに退職届を出さないと退職することができませんので、退職届に記載する退職希望日と合わせましょう。
退職日までの2週間は休日や祝日もカウントされますので、仮に7月18日に退職届を出した場合、7月31日に退職できます。
自分が請け負っていた業務の引継ぎ作業を行う
退職届を上司に出して2週間経過すれば終わりではなく、自分が請け負っていた業務の引継ぎを行いましょう。
自分が請け負っていた業務を引き継ぐことで、退職しても業務がスムーズに稼働します。
勢いで退職を考えている方でも、お世話になった会社なので最低限、引継ぎは行ってから仕事を辞めてください。
会社から借りているものを返却し、自分の荷物を回収して退職完了
退職届を出し業務の引継ぎが出来たら、自分が会社から借りているものを返却し、荷物を回収しましょう。
会社から借りているものを返却しないと、最悪の場合、損害賠償や罰金を支払わなくてはいけなくなる可能性があるので注意してください。
会社から借りたものを直接返せない場合は、後日郵送でも問題ありません。
郵送する場合は一般書留や簡易書留を利用すると、トラブルを防げます。
勢いで退職した後に必要になる手続き
勢いで退職した後に必要になる手続きを紹介します。
上記の順番で必要な手続きを解説していきます。
失業保険を受け取る場合は「離職票」を発行してもらう
失業保険を受け取るには離職票を発行してもらう必要があり、退職した翌日から申請ができます。
住んでいる地域のハローワークで離職票の発行ができるので、離職したら早めに行ってください。
離職票がないと失業保険の適用にならないので、注意しましょう。
年金手帳や雇用保険被保険者証を会社からもらう
退職をする際は会社から年金手帳と雇用保険被保険者証を受け取ってください。
会社を辞める際は色んな手続きがあり、年金手帳と雇用保険被保険者証を受け取らないと行政との手続きがスムーズにいかない可能性があります。
勢いで退職するとしても年金手帳と雇用保険被保険者証の受け取りは、必ず行ってください。
辞めたいと言えない・引継ぎがめんどくさいという人は退職代行がおすすめ
20代で退職を考えていても、自分の口で退職することを言えない方がいるはずです。
パワハラやいじめによって心身ともに疲弊している方からすると、仕事を辞めると伝えるのは非常に辛いことでしょう。
どうしても会社に辞めることを伝えられない方は、退職代行を活用することをおすすめします。
会社の人と顔を合わせずに退職できますし、翌日から出社しなくても問題ありません。
退職代行を活用する人は20代に限らず増えているので、スパっと会社から離れたい方は検討してみてください。
まとめ:20代は勢いで退職しても何とかなるけど、確認事項は退職前に見ておこう
20代が勢いで退職することに関して詳しくまとめました。
- 20代は勢いで退職してもなんとかなる
- 勢いで退職するのはメリットとデメリットがある
- 20代でも勢いで退職して後悔した人はいるので注意が必要
- 会社に辞めることを伝えにくいなら退職代行を使うのも1つの手段
20代の方は勢いで仕事を辞めても何とかなることが分かったはずです。
しかし、勢いで仕事を辞めると後悔する可能性があるので、退職前に確認事項は必ず確認しましょう。
どうしても会社を辞めることを伝えられない場合は、退職代行を活用してください。
退職代行を活用すると、今まで抱えていた悩みが一瞬で消えることもあるのです。