仕事を辞めようと思っているのですが、次の会社が決まっていません。勢いで退職してもいいのでしょうか?
勢いで退職したいけど、次の会社が決まっていない、または貯金が少ないケースがあります。
退職したいと思っても、後悔はしたくありませんよね。
- 勢いで退職をするメリットやデメリットを把握しておきたい
- 退職する前に確認しておくべきことを知りたい
- 勢いで退職した人で失敗した人の主な原因は?
上記のような悩みを抱えている方は、本記事で紹介している勢いで退職した人の体験談を参考にしてみてください。
- 無理に会社に残り続ける必要がないと気付けた
- 心身ともに疲弊した状況から抜け出せた
- 金銭面が不安になるので生活費を確保してから退職する
- 勢いで退職するメリットとデメリットを理解してから行動に移そう
本記事では、勢いで退職をして良かったという人の体験談だけではなく、後悔しないように退職する前に確認すべきことも併せて紹介します。
勢いで退職して良かったという人の体験談を集めました!
勢いで退職して良かった人の体験談を6つ紹介します。
上記の順番で勢いで退職して良かった人の体験談を解説していきます。
無理に会社に残る必要なんてなかったと退職して気が付いた
退職願を出す時は緊張した。上司に説得されたり、泣く同期もいた。本当に感謝しかない。けど退職してもう5年以上。今でもこの会社は存続して売上を立ててる。毎年新卒も採用してる。だからツラいのに「自分がいなきゃ」と会社に残る必要はない。勢いで退職した僕がそう言ってます。ちゃんと生きてます
— じょー@SNS運用支援・代行 (@joestart0330) July 26, 2022
上記の方は、退職したことで無理に会社に残る必要なんてなかったと気付けたようです。
自分がいなきゃいけないと思い込んで退職したいのに会社に居続けるのは、心身ともに疲弊してしまいます。
仮に自分が退職したら会社は回るのだろうか?と考えることもあるかもしれませんが、実際に退職をしてみると普通に会社が回ることが分かります。
勢いで退職した人の実体験なので、会社に居続けなければならないと思っている方は仕事を辞めても問題がないことが多いですね。
勢いで退職したけど資格のおかげで生活に困らなかった
信用金庫の通帳。
開業して1年間は入金が少なく残高が減っていくばかりだった。
2年目から通帳の繰越ペースが速くなり、残高も増え続けている。
勢いで退職し、月給25万円の職につけるかと悩んだ50男でも資格の力で暮らしていける。20年前に社労士資格を取得した自分に、Good Job!と言いたい!
— 孤独の個人事業主_ひとり社会保険労務士事務所 (@hr19903) December 23, 2020
上記の方は、勢いで退職をしても資格のおかげで生活に困らなかったようです。
社労士の資格を取得したことで生活に困らなかったようですが、他にも1人でも生活できるくらい稼げる資格はあります。
資格だけではなく個人で稼ぐためのスキルを磨いておくと、勢いで退職をしても良いと思えますね。
パワハラでボロボロだった状況から解放された
「日々泣きながら頑張った先にも、この会社で仕事を楽しんでる自分の姿が想像できない」
そう思って、次の会社も決まってないのに、勢いで退職願を出したわけだけど、パワハラでボロボロになりながらも、この決断力、行動力が当時の自分に残っていて本当に良かったと思う。
— 渡辺すみれ子@たどうのうズ (@swimmy1546) November 9, 2020
上記の方は、パワハラでボロボロになりながら仕事を頑張っていたようです。
心身ともに疲弊している状態で仕事をしていましたが、自分の将来を考えて勢いで退職願を出しました。
その結果、心身ともに疲弊した状況から抜け出せたので、決断や行動をするのは難しいかもしれませんが、思い切って一歩踏みだすのも大事ということになりますね。
新卒から4か月で予告なしに退職したけど辞めて良かったと思う
わたしも新卒入社から4ヶ月で予告なしに当日勢いで退職してる身やから仕事なんかいつだって辞めてええのよ!!
辞めてフリーターなって良かったって今でもめちゃくちゃ思ってる!!!— チュン🐹 (@mmkg27) August 11, 2021
上記の方は、新卒4か月で予告なしで退職をして、後悔がないと感じている方のようです。
勢いで辞めることで良い点もありますが、次の仕事先を見つけるのが難しくなる場合もあるので注意が必要です。
しかし、勢いで仕事を辞めてもフリーターとして仕事をが出来ているので、会社にいる理由が見つからない場合は退職をして将来を模索するのも1つの手段ですね。
何も考えない時間が出来たおかげて気持ちが楽になった
「君は手札の中に良いカードを持ってるよ、ただそのカードを見抜いていないだけ」友人
今回のドイツ旅行は必要でした
次が決まっていない中勢いで退職の決断
自分を攻めたりしたけど何も考えない時間のおかげで気持的が楽になりました
取り敢えず帰ったら速攻でラスト出張の準備✈️ pic.twitter.com/hhMFnR3n37— アメトキ@ほぼ🇺🇸人 (@american_toki) November 27, 2022
上記の方は、次が決まっていない状態で勢いで仕事を辞めたようです。
海外に旅行に行っているとのことなので、仕事を辞めた後の生活費は確保できる状態だと予測できます。
仕事を辞めた後の生活費が確保できているのであれば、勢いで仕事を辞めて何も考えない時間を作るのも大事になりますね。
精神的に限界がきて勢いで退職を伝えたが、今の状況に納得できている
ここ何日か色々あって精神的に疲弊してる😞💔職長やお局集団の言動に気が滅入り、ついに退職の申告をした。
我慢しようと思えば出来たはずだった。勤務形態も待遇も悪くない。良いスタッフも多い。けど、先月はお局達との勤務が多く組まれて精神的に限界が来て、勢いで退職を決めた😞— かすみ (@WisheSmile) March 3, 2022
上記の方は、精神的に限界がきて勢いで退職をしたようです。
精神的に疲弊した状態で仕事をすると、最悪の場合、うつ病になってしまう可能性があります。
うつ病になると次の会社が決まっても非常に苦労してしまうので、退職をして休む時間を作るのも大事ですね。
勢いで退職して後悔したという人の体験談を集めました!
続いて、勢いで退職をして後悔したという人の体験談を4つ紹介します。
上記の順番で、勢いで退職して後悔した人の体験談を解説していきます。
いきなり退職ではなく一度休職すればよかった
戻っておいでよって言われるけど戻れないよなあ…
あの会社、出戻りの人は何人もいたけどね
退職したあの時はいわゆる躁状態だったんだよなあと今になって思う。
勢いで退職しちゃったの少し後悔してる…一旦休職して移動させてもらえば良かったかなあ。
まあ今後悔してもおそいんだけどね。— かおり🌈🐟 (@o_kaori_) July 4, 2021
上記の方は、一度休職すればよかったと後悔しているようです。
精神的に不安定な状態の時に勢いで会社を辞めることを決断してしまうと、後悔が残るケースは多くあります。
退職する際は冷静な判断ができる時に行い、精神的に疲弊している場合は友達や家族から客観的な意見を聞いて判断するといいですね。
退職後の方向性を決めてから辞めればよかった
私は勢いで退職しちゃいましたが、現職を続けつつある程度準備とか方向性の決定を進めといた方が良かったな・と今更ながらに思います。ご参考までに。
— ねこみゃ〜@芒種腐草為蛍中。 (@Cats_Meow_Z) May 3, 2022
上記の方は、退職後に方向性を決めてから辞めればよかったと後悔しているようです。
現職を続けつつ退職の準備ができるということは、仕事を辞めなくてもいいと感じていると予測できます。
心身ともに疲弊している状態や次の会社が決まっているのであれば、勢いで退職をしてもいいでしょう。
現在働いている会社に残っていても問題がないのであれば、退職を目標に今のうちから準備をしていくといいですよ。
すぐに仕事が見つからず市県民税や健康保険の支払いが大変だった
そこそこ給料良かったけどクソ会社過ぎて勢いで退職してしばらく次の仕事見つからなかったら前年度の年収で決まる市県民税と健康保険税で殺されかけたバブ
— ashworth (@feijoa_hal) December 19, 2021
上記の方は、次の仕事が見つからず市県民税と健康保険税の支払いがきつかったようです。
仕事を辞めた方は市県民税と健康保険税を自分で払うことになるので、退職後の貯金によっては大きなダメージを受ける場合があります。
勢いで仕事を辞める前に数か月生活に問題がないくらいの生活だけではなく、市県民税や健康保険税の確保も忘れずに用意しておくといいでしょう。
勢いで退職した後、金銭面が不安になり後悔
夏休みかぁ。子供は良いなぁ。
私は勢いで退職したけど
有給消化中の今もう後悔してる
生きるのにはお金が必要。
ダーリンに迷惑かけたくない。— もちもちぽんぽん (@punipuninaonaka) July 21, 2016
上記の方は、勢いで退職した後に、金銭面が不安になり後悔しているようです。
勢いで退職すると今まで受け取っていた給料がなくなるので、貯金がないと金銭面の不安を感じる場合があるので注意してください。
最低でも数か月生活に困らないくらいの貯金を用意し、次の仕事を探すまでの期間を決めるといいでしょう。
例えば、半年分の生活費を確保し半年経ったら次の仕事を探すというルールを決めてから退職した方が、不安になりにくくなりますね。
勢いで退職するメリット・デメリット一覧
以下、勢いで退職するメリットとデメリットの一覧になります。
メリット
メンタルが安定する
自分の将来を考える時間が作れる
新しいことに挑戦できる
視野が広がる
デメリット
金銭面の不安が生まれる
友達に説明しづらい
空白期間が就職活動に不利になる
勢いで退職するのは、上記のメリットとデメリットがあるので、仕事を辞める前に必ず確認しましょう。
メリットだけに目を向けずデメリットも考えたうえで退職を検討すると、失敗せずに済みます。
しかし、心身ともに疲弊している状態の場合は、勢いで辞めて療養に専念するといいでしょう。
【ちょっと待って!】勢いで退職する前に確認すべきこと
勢いで退職する前に確認すべきことを2つ紹介します。
退職を検討している方は、上記の2つを確認しましょう。
失業保険の給付対象者になっているか
失業保険は仕事を辞めた後に安定した生活を送れるように給付される保険のことを言います。
しかし、給付対象になっていないと失業保険の給付を受け取れないので、退職前に確認しましょう。
- 就職できる能力があり就職しようとする意思があるのにもかかわらず失業している
- 退職日より2年間、雇用保険の被保険者の期間が通算12か月以上ある
上記の2つは、失業保険の給付条件になるので、退職前に必ず確認しましょう。
最短で2週間前に申し出ないと退職できないことは理解しているか
退職の申し入れを行う期間は、最短で2週間と決まっているので、退職届を出す際は注意してください。
例えば、5月18日に退職の申し入れを行った場合は、5月31日を退職日として決めることができます。
休日や祝日もカウントできますので、間違いがないように退職届を出しましょう。
勢いで退職したい!という人からよくある質問
勢いで退職したいという人からよくある質問に回答します。
上記の順番で、よくある質問に回答していきます。
勢いで辞めると言ってしまった後に撤回は出来ますか?
いいえ、基本的に勢いで辞めると言ってしまった後では撤回できません。
しかし、会社側が撤回に合意すれば、働き続けることができます。
勢いで退職した後に会社に戻ることは出来ますか?
はい、勢いで退職した後に会社に戻ることは可能です。
しかし、どの企業も歓迎するわけではありませんので、必ず戻れるわけではないので注意してください。
まとめ:「勢いで退職して良かった」という人の体験談
勢いで退職して良かった、または後悔したという人の体験談を詳しくまとめました。
- 無理に会社に残り続ける必要がないと気付けた
- 心身ともに疲弊した状況から抜け出せた
- 金銭面が不安になるので生活費を確保してから退職する
- 勢いで退職するメリットとデメリットを理解してから行動に移そう
勢いで退職をして良かったという人もいましたが、無計画で行動してしまうと後悔する可能性が高いです。
貯金やスキル、資格があれば仕事を辞めても問題ありません。
しかし、十分な用意がないのであれば、退職する前に仕事を辞めることを目標に行動するといいでしょう。